暗唱で発見できること

今日も朝から暗唱に励んでいました。
いや、朝から、というよりは朝の30分だけですが・・・。

今日も引き続き「英検準2級文で覚える英単語」からひとつ文章を選び音読し、暗唱しました。

今朝は交通事故の原因についての文章を暗唱しましたが、この時間(夜)になると完璧には思い出せません。

ところで、この状態、つまり

うろ覚えの状態でもう一度頑張って思い出すと意外な発見があります。

実際の例を見てみます。

まずは暗唱した文を見ずに、記憶だけを頼りに書いていきます。

What are the factors that can affect how dangerous a car accident is?
Bad weather such as freezing condition can of course endanger road users by making roads slippery.
Wild storms can blow objects such as tree branches into the path of traffic, forcing drivers to take severe measures to avoid them.
Tiredness can also be a cause of accidents.
The police advise drivers to take a rest on long journeys so they don’t fall asleep.
A new study shows that drivers are three times more likely to cause an accident when they are with passengers in the car.

さてここで本を見直して訂正を入れていきます。

What are the factors that can affect how dangerous a car accident journey is?
Bad weather such as freezing condition conditions can of course endanger road users by making roads slippery.
Wild storms can blow objects such as tree branches into the path of traffic, forcing drivers to take severe measures to avoid them.
Tiredness can also be a cause of accidents.
The police advise drivers to take a rest on long journeys so they don’t fall asleep.
A new study shows warns that drivers are three times more likely to cause an accident have a major accident when they are with passengers in the car have passengers in their car with them.

そしてひとつひとつ間違いを見直します。

1文目にhow dangerous a car journey is というところをhow dangerous a car accident isとしてしまっています。
これでは「車の旅がどれだけ危険か」ではなく「自動車事故がどれだけ危険か」ということになってしまい、文章全体のテーマが変わってしまいます。
この後の文章との整合性に欠ける結果になるという非常に残念なミスです。
が、ここで私が気付いたのは「普段journeyという単語を使い慣れていない」という事実です。
journeyというと、「旅」というイメージが強すぎて普段使いません。
が、この文脈で使われるということは「移動」くらいの意味に使われるのだろうかと思い辞書で調べてみました。
結果、通勤などちょっとした行程にも用いられるとジーニアス英和辞典に載っていました。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryには
an act of travelling from one place to another, especially when they are far apart
とあります。
長い距離での移動を表すことが多いとはいえ、基本はある場所から別の場所への移動のことをjourneyと言うようです。

2文目、conditions とすべきところを condition と不可算扱いにしてしまっています。
これで自分がいかに可算不可算に弱いかを再認識できました。
conditionという単語、可算も不可算もあるようですが、天候に関して言う場合にはconditionsと常に複数形を使うようです。
ちなみに不可算で使う例としては
The car is in terrible condition.のように in ○○ condition があります。
ただこの場合 in a terrible condition と可算単数として使うこともあるようです。

最後の文、warns の代わりに shows としている。
これはshows でもおそらく大丈夫でしょうが、確かに私はwarnという単語を普段使わないなと気づかされました。

同じく最後の文、have a major accidentが cause an accident になっています。
ここではhave と cause の違いよりも、major という単語が気になりました。
TOEICでもmajorという単語は頻出で、別に難しい単語でもなんでもないのですが、全く頭から抜けていました。
実は結構前からこの「大」という意味でのmajorは使えたらかっこいいと思っていたのですが、今回も使えませんでした。
今後どこかで機会を見つけて使ってみたい単語です。

最後の部分、they have passengers in their car with them をthey are with passengers in the carと言い換えてしまっています。
これは私が頭の中で「同乗者がいる時」と日本語で覚えていてなんとなく英訳したからです。
「同乗者がいる時」と頭のどこかに「with があったな」と覚えていたのでthey are with passengers in the carとしたのですが、これはおそらく英語的に間違いではないでしょう。
しかし、have passengers in their car with themの方がこなれた感じがします。
特にwith themというのは、自分は自然には使えないなと気づいた次第です。



このように、暗唱してしばらくしてから書き起こしてみると色々なことに気づきます。

今回は暗唱で間違った部分ばかりに焦点をあてましたが、それ以外にも暗唱中に以下のようなことに気づきました。
・自分は普段factor, endanger, blow, object, path, severe, measures, tirednessという単語は使っていない → 今後使うように意識しよう
・weatherは基本不可算(可算扱いをすることもあります)
・into the path of trafficというコロケーション(熟語?)は使えそう
・measures は take するもの
・the police は複数扱い(知っていたけど再確認)
・be ○○ times more likely to do という言い方も使えそう


いつも思いますが、英検準2級の文章でも知らないことはたくさんあります。

前回の記事で書いたように、簡単な文章の暗唱はスピーキングに効きます。

でも今日のように
暗唱したものを少し忘れるくらいまで時間を置いて、
再度頑張って思い出して間違えた部分をあぶり出すと、
自分の弱い文法項目などが見えてきます。


時間がある方は、試してみてはいかがでしょう。

テーマ : 英語・英会話学習
ジャンル : 学校・教育

コメントの投稿

非公開コメント

No title

今回も面白かったです!

追い詰められて自分の中から絞り出された表現を見れば、アウトプットの癖が見えてきますね。

最後のwith them なんですが、同乗者と一緒にいるとき、のように過剰というかpassengersと重複のような感じがして使える気がしないです(((^^;)
シチュエーションによっては日本語でも、同乗者といるとき、より、同乗者と一緒にいるとき、の方が自然な気がしますし、難しいですね~

あと、journey やwarn は当然出てきません(・∀・);

Impressive!!

最近多くの上級者さんに触発されて、暗唱をやり始めてまして、Red Bullさんのこの記事に出逢い、まさしく仰る通りだと思いました。

確かに、自分が使えるレベルにまでマスターできていない語彙・表現・文法は、暗唱でも間違うことが多いです。

「暗唱はどれくらいやり込めばいいのか?」の基準がまだつかめていないので、すごく勉強になりました。

貴重な情報ありがとうございます!

No title

>>JINさん

ありがとうございます!

確かに「同乗者と一緒にいる」とか「頭痛が痛い」みたいな感じがしますね(笑)

案外使えない単語というのは多いですよね!
なんだかんだで自分のスピーキングは基礎の1000単語くらいでいつもごまかしているような気がしてなりません^_^;

Re: Impressive!!

>>ツウクンさん

コメントありがとうございます!

お役に立てたようで光栄です。
暗唱はやりだしたらどこまでやればいいか、非常に難しいところですよね。
私もいつも「あと一回・・・いやあと一回・・・」と結構エンドレスになることもあります。
でも結局何回やっても忘れるのは間違いないですし、完璧に暗唱できてもそれを使えるかどうかはまた別問題だとも思います。
英語力がアップするのは確実ですから今後も続けていこうと思っています。

No title

やはり,勉強というのは復習に始まり,復習に終わりますよね。
わかっているのですが,地味な感じのする「復習」はおろそかにしてしまいしがちです。
今回のポストも大変勉強になりました。ありがとうございます。

1点質問なのですが,Red Bullさんはなぜ暗唱に「2級」でも「3級」でもなく「準2級」の『文単』を使われているのですか?
そのあたり,何か綿密な戦略があるのでしょうか(きっとあるのでしょう)。

Re: No title

>>poo_sukeさん

勉強は復習が要ですね!!おっしゃる通りです。

ご質問についてお答えします。
私はスピーキングがあまり得意ではありませんので、今回の暗唱はスピーキング力向上が目的です。
英検2級の文章のようなものをスラスラ話すのは現状無理です。
かといって3級レベルのものであればおそらく自然に使えます。
話せそうで話せないラインが今の段階では準2級です。
実際に話すときには色々ごまかしながら(準2級でも2級でも)同じ内容を伝えることはできるのですが、やはり普段使わない語彙や文法がそこそこ多いのが準2級というレベルです。
(あと、今英語学習以外で少し忙しいということもあり若干自分への負担を軽くしているということもあります)

綿密というよりは・・・自分の勘で「今はこれをしたら伸びる!!」と思った(自然に思い込んだ)ので始めました(笑)

フランクリン自伝

はじめまして!
Rと申します。
滅多にコメントしないのですが、
今しがた読んでいる「フランクリン自伝」に暗唱について記されており、ほぼ同内容の方法だったので思わず書き込んでおります。

私自身は例文すら覚えられなくて、
文章丸ごと暗唱は夢のまた夢…。

でも、トライしてみたくなりました!
契機をありがとうございます!

Re: フランクリン自伝

>>Rさん

はじめまして!
暗唱は繰り返すことで慣れてきます。
私も最初は暗唱なんてできませんでしたが、今は暗唱用に脳が進化したのかもしれません(笑)

フランクリンて、ベンジャミンフランクリンですよね。
恥ずかしながら名前しか知らなかったのですが、wikiを見たらfounding fathersのひとりですか。
この人は知っておかないとまずいですね。調べておきます。
ありがとうございました。
プロフィール

Jet Bull

Author:Jet Bull
TOEICは満点ですが、まだまだ英語学習は続けています。
このブログは現在、主にTOEICの受験の感想をアップしています。


自分自身の学習を継続しながら、名古屋(金山駅付近)にてTOEICスクールも運営しています。
学校ホームページ
学校ブログ

最近は付和雷同。英語講師迷走日記。というブログに、英語講師として(主に英語講師の方向けに)記事を書いています。


↑監修させて頂いた通称「だけ問L」


↑執筆協力させて頂いた通称「澤トレ」


↑こっそ~り執筆協力

現在C2プロジェクトに参加中。

過去のTOEICなどの成績↓
【TOEIC公開テスト】
2009/03 965(L485 R480)
2010/01 965(L480 R485)
2010/10 990
2011/01 990
2011/06 990
2011/07 990
2012/01 990
2012/07 990
2012/10 980(L490 R490)
2012/11 990
2013/01 985(L495 R490)
2013/03 985(L495 R490)
2013/04 985(L495 R490)
2013/05 990
2013/06 990
2013/07 990
2013/09 990
2013/10 990
2013/11 990
2014/01 990!全問正解!
2014/03 985(L495 R490)
2014/04 990!全問正解!
2014/05 990!全問正解!
2014/06 990!全問正解!
2014/07 990 アビメ100%
2014/09 990 アビメ100%
2014/10 990
2014/11 990
2014/12 990 アビメ100%
2015/01 病欠orz
2015/03 985(L495 R490)
2015/04 990
2015/05 990 アビメ100%
2015/06 990
2015/07 990 アビメ100%
2015/09 990
2015/10 990
2015/11 990
2015/12 990 アビメ100%
2016/01 990
2016/03 990 アビメ100%
2016/04 990
2016/05 990 アビメ100%
2016/06 990
2016/07 990
2016/09 990
2016/10 990
2016/11 990 アビメ100%
2016/12 990
2017/01 990 アビメ100%
2017/03 990 アビメ100%
2017/04 990
2017/05 990
2017/06 990


(以下は認定証紛失し、捜索中)
2002年頃 330
2005年頃 455
2007/03 730
2008/03 730
2009/01 965

【TOEIC SWテスト】
2012/03 S170 W200
2012/09 S180 W190
2012/11 S180 W190
2013/02 S190 W180
2013/04 S190 W190
2013/08 S200 W190

(認定証紛失分、捜索中)
2010/08 S140 W180(うろ覚え)

【TOEFL iBT】
2014/06 109
2014/07 101

【英検】
2010/3 1級及び準1級合格
2015/1 1級及び準1級合格
2015/2 1級2次不合格(55)
2015/3 1級1次合格 2次辞退
2016/1 1級1次合格 2次辞退
2016/2 1級合格

カテゴリ
Bull Twitter
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる