仮定法と話法の合わせ技

最近ずっと疑問に思っていることがあります。

ちなみにこの疑問について、まだ自分自身しっくりくる部分がないのと、頭もどんどん混乱してくるのでこの記事を読んだら消化不良に陥るかもしれません。
自己責任でお読みください。



疑問とは、仮定法と話法を合わせるとどうなるのだろう? ということです。

例えば

I would have to quit my job if I were married.
「もし結婚していたら、仕事を辞めなければいけいだろう」
(今私は結婚していないので、仕事を続けることができる)

ということを友人Aが言ったとします。

それを友人Bに伝えるにはどうすればいいのか?

これは実は簡単で、

He said, “I would have to quit my job if I were married.”

と直接話法で言えばなにも考えずに済みます。


でも間接話法ならどうなるのだろうか? というのが現在の混乱です。

① He said that he would have to quit his job if he were married.

というのか、

② He said that he would have had to quit his job if he had been married.

と仮定法過去完了(?)になるのか。

気になって夜も眠れなかったので、ネイティブに聞いてみました。

彼の答えは①でした。

どうも仮定法を間接話法で伝える場合、その部分の時制(っぽい部分)は変えないようです。

これは実はネットで調べていても同じことが書かれていたのですが、実際に英語のネイティブに聞いてみて仕方なく納得したというか、自分を納得させました。


でももうちょっと考えてみましょう。

もし友人Aが

I would go out if it were sunny.
「もし晴れていたら、出かけるのに」
(今雨が降っているけど、仮定の話でもし晴れだったら外にでかけていた。)

と言った場合、これを友人Bに伝えると

He said that he would go out if it were sunny.

になります。

では友人Aが

I will go out if it is sunny.

といったら? これは

He said that he would go out if it was sunny.

になると思います。我ながら混乱してきましたが。

なるほど。was か were かで仮定法かどうかが分かるようになっています。


では if の中がbe動詞でなかったらどうなるのか?

例えば

I will buy a car if I win the lottery.
「宝くじがあたったら車をかうぜ」
(言った当人は宝くじが当たるかもしれないと思っている)

と友人Aが言ったのを友人Bに伝えるには

He said that he would buy a car if he won the lottery.

になるはずです。said の影響を受けてthat の中の時制がひとつ過去に戻ります。

では、

I would buy a car if I won the lottery.
「宝くじがあたったら車を買うんだが」
(言った当人は宝くじなんて当たらないと思っている)

と仮定法で言われたらこれを伝えるのに

He said that he would buy a car if he won the lottery.

となってしまいます。仮定法は時制が変わらないので。

それはまずいのではなかろうか・・・と思いまた同じ英語ネイティブに聞いてみました。

彼はしばらく悩んだあげく、「同じ文になっちゃうね。」と答えました。

同じになっちゃうんか~い。とグダグダ彼に言っていたら、彼が私に言いました。

「まあそういうややこしい言い方は普通しないよ。色々言い換えたりするんだよ、多分。あと文脈で分かるって。大丈夫大丈夫。 Hahaha.」

う~む、まあそうなんですが・・・。

どうも消化不良です。



というわけで、今後仮定法で話されたことは直接話法で全て伝えることにしました。

まあこれまで「一体どう言うのだ」と悩んでいたので逆に吹っ切れたというものです。




で、よくよく考えてみると、日本語って確か英語で言う仮定法と直接法をあまり区別しない言語でした。

例えば

① 窓の無い部屋で、外の天気がわからない状態での会話
「今日何する予定?」
「う~ん、もし晴れてたら野球するんだけど」

② 外が雨だと明白な場合
「今日何する予定?」
「う~ん、もし晴れてたら野球するんだけど」

となると思います。

全く違わない・・・。

正確には、①の場合には『んだけど』の部分は言っても言わなくてもいいですね。

そして②の場合は普通『んだけど』の部分を省略することはあまりないでしょう。

ということは①と②の『んだけど』の意味合いというのは違うわけです。

①の『んだけど』は細かく考えてみると
「もし晴れていたら野球するんだけど、ひょっとして何か一緒にしたいことがあるの?」
みたいに続いていく可能性を秘めた『だけど』です。

これに対し②の『んだけど』は
「もし晴れていたら野球するんだけど、今雨が降っているから無理だよ」
と続いていく感じの『だけど』です。

うまく説明できていませんが・・・。

なんとなく日本語ネイティブ的にこれらの『だけど』は何となく違う種類の『だけど』の気がします。

いや、この感覚は僕だけでしょうか・・・。

まあ、実際にこういう場面になったら、状況とか声のトーンでどっちかなんてすぐ分かるわけです。

だから日本語には仮定法と直接法の違いなんて無くてもいいんです。状況で分かるし。

という感覚が上であった僕の『腑に落ちない点』と似ているなと思うのです。

英語を使うネイティブも「いやまあ間接話法の時に仮定法と直接法の違いなんてなくてもいいでしょ。状況でわかるし」みたいに思っているに違いないのです。



あ~、でもなんか腑に落ちません(笑)

また気が向いたら色々例を出してネイティブに聞いてみることにします。

テーマ : 英語・英会話学習
ジャンル : 学校・教育

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Jet Bull

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【TOEIC公開テスト】
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2017/07 990
2017/09 990
2017/10 990

(以下は認定証紛失し、捜索中)
2002年頃 330
2005年頃 455
2007/03 730
2008/03 730
2009/01 965

【TOEIC SWテスト】
2012/03 S170 W200
2012/09 S180 W190
2012/11 S180 W190
2013/02 S190 W180
2013/04 S190 W190
2013/08 S200 W190

(認定証紛失分、捜索中)
2010/08 S140 W180(うろ覚え)

【TOEFL iBT】
2014/06 109
2014/07 101

【英検】
2010/3 1級及び準1級合格
2015/1 1級及び準1級合格
2015/2 1級2次不合格(55)
2015/3 1級1次合格 2次辞退
2016/1 1級1次合格 2次辞退
2016/2 1級合格

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